イノハナブログ

いのはな設計一級建築士事務所によるブログ

IKIGAIプロジェクト竣工

 

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浜松市の老人デイケアセンターの改修工事が竣工しました。
レッドパインの無垢床材、事業主自作の家具により、木のぬくもりが感じられるインテリアに仕上げています。前面には浜名湖があり、風景を楽しみながら機能訓練したり、食事をしたりできます。地域の人たちも使用できるコミュニティスペースを併設することで、多くの人が利用できる施設となっています。
以下のURLで他の写真もご覧いただければと思います。

http://www.enoughana.com/homepage/21works012.html

事業主の「IKIGAI」という事業には、地域を活性化したいという願いが込められています。今回は、事業をどうやっていくのか、という点も一緒に考えながら設計させてもらいました。地域ことを考えると、建築が単なるタテモノ(ハード)ではなく、場の提供(ソフト)となるような設計が求められます。老人デイケアであれば事業規模による介護報酬の違いや社会福祉六法など、建築以外の知識も必要となります。深く社会の仕組みについて考え、それを設計に反映できるようにならなくてはいけないなと思いました。
(写真上下:デイケア内観)

 

新年の抱負

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新年明けましておめでとうございます。
年末年始は地元浜松へ帰り、高校の新年会や同窓会へ出席してきました。
家族と浜松全域を見渡せるアクトタワーの展望階にも上ってきました。
改めて、浜松は地方都市ながら大きい街だなと思いましたが
浜松でもっと仕事ができたらいいなと思います。
もちろん、関東圏での仕事はさらに充実できるよう、諸方面で奮闘する所存です。
(特に関東圏での住宅設計に注力したいと考えております)
本年もよろしくお願いいたします。
(写真上:浜松市駅南風景 写真下:市川市保育園の木造建前)

浜松市古人見町での改修工事

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現在浜松市で施工中のデイケアセンターです。
高齢者だけでなく、地域の方も集まれるような施設を目指しています。
市街化調整区域であったことから建築許可(都市計画法)を取得し
用途変更の確認申請をかけています。
コスト調整もなかなかに大変でした。しかし、施主である事業主の熱意や
施工会社の丁寧な対応に助けられ、徐々に出来つつあります。
年明けも早々に現場に行き、状況を確認したいと思います。
・・・
今年はいろいろありました。浜松の住宅が竣工、沖縄の現場も竣工
都内の新しい設計事務所との協同や、デイケアや保育園の内装設計も手掛けました。
来年もいろいろがんばります。
(写真上:改修中 写真下:デイケア完成予想図)

 

 

設計ツールとしてのパソコン

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事務所で用いているパソコンです。
カラーは別としてMac Proに外観が似ていますが、Windowsです。
デザイン系のソフトはともかく、解析系のソフトはWindows仕様がほとんどなので
当事務所はWindowsユーザーです。
Windowsの欠点はキーボードのCtrlキーの場所が悪く、使っていると手をひねってしまいますが、キーボードの配置を変えてMacのような使い勝手とすることも可能です。
レンダリングや構造解析のスピードでストレスがたまらないようにスペックは相当充実させています(外観よりも中身重視)。
CPU:インテル i7-8700K(6コア)
メモリ:64GB
グラフィック:NVIDIA Quadro P4000/8GB
HDD:2TB + SSD:1TB
これだけ揃えると、何の支障もなく仕事に打ち込めます。よい投資でした。

神戸の建築見学

 

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今年は清家清生誕100年ということで、学生時代に研究させていただいた清家清作品の一つ、「小原流コンプレックス」を見学してきました。崖地に建っているので、建方(どう作るか)の難しい建物と言えますが、擁壁を建物の一部に取り込み斜面と一体化するように建てられています。
続いて東京工業大学安田研究室による「斎藤准教授の家」を見学させていただきました。お施主様が非常に建築に対して造詣が深く、設計者との出会いや設計のプロセスなど丁寧な説明をお聞きすることができました。外観はRC打ち放しに塗装がなされていますが、カーブを有するタテに伸びやかなプロポーションにヨコのラインとしてスロープと手摺が配されており、モダンなデザインに仕上がっています。
清家作品に「斎藤助教授の家」という名作がありますが、現代の斎藤という名前のつくこの住宅もとても素敵な一品です。たまたま見学できたものでしたが、密度の高い住宅に触れることができて充実した一日となりました。
(写真上:小原流豊雲記念館  下:斎藤准教授の家)





第43回東京建築賞受賞作の見学会

 

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(かなり前になりますが・・)建築士事務所協会が選ぶ東京建築賞の見学会に参加してきました。写真上の「a-blanc」は共同住宅(コーポラティブハウス)ですが、住戸以外の共有空間がゆったりで「廊下」のような画一性が除かれ、路地に入ったような外部の光の入り方が印象的でした。写真下の「BEAMS」は1階にギャラリーのある個人住宅ですが、柱が木造ながらトラスを模した特徴ある鉄骨梁でラーメン構造を構成しており、構造を意匠表現に取り入れた興味深い作品でした。いずれの作品も、お施主さんに満足してもらうことは当然としつつ、新しい建築の在り方を模索する姿勢が感じられるものでした。
(写真上:a-blanc  下:BEAMS)

 

浜松の住宅(イエガタノイエ)竣工

 

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ついに浜松の住宅が竣工しました。
シンプルなかたちと都市的な装いでモダンな外観となりました。
インテリアは落ち着いた色調とレトロな照明とすることで、雰囲気のあるものに仕上がっています。当事務所ホームページ(下記)に、ほかの部屋も含めてもっと多くの写真を紹介していますので、是非ご覧ください。

http://www.enoughana.com/homepage/21works007.html

設計から竣工まで2年弱かかりましたが、一つ一つの納まりをじっくり検討し図面を描いてきました。施主の住宅への強い思い、工務店の誠実な協力のおかげでこれらを遂行できたのかなと思います。
もちろん、支えてくれた家族やアドバイスをいただいた諸先輩方にもとても感謝しています。これからも一期一会を大切にして、住宅の設計を続けていきたいと思います。